OpenSeaのPolygonネットワークで共用コントラクトを用いてmintされたNFTを、OpenSeaのTransferを用いずに送付する方法を簡単に解説します。
OpenSeaで不具合が発生してTransfer出来なくても、この方法であれば問題なくTransfer出来ます。
また、OpenSeaでTransferするよりも楽で時間短縮になる方法なので、ぜひGiveawayイベントの際には利用してみてくださいね😊
OpenSeaの共用コントラクト
まずは、OpenSeaの共用コントラクトを追いかけます。
OpenSeaでTansferしたいNFTを表示してください。
説明で使用するNFTは、こちらの「eggdragon#010」になります。
OpenSeaでこの画面が開けたら、少しスクロールしてください。
左側のDescriptionと書かれているところの二つ下のDetailsをクリックしてください。
すると、下図のような状態になります。
次に、Contract Addressと書かれている部分の青文字部分をクリックしてください。
すると、OpenSeaの共用コントラクトに関して、polygonscan上で開くことが出来ます。
PolygonScan上でコントラクトを操作してみよう
次に、PolygonScan上でOpenSeaの共用コントラクトを操作して行きます。
まずは、Contractを押してみてください。
すると、OpenSeaの共用コントラクトのCodeが表示されます。
Contract Source Codeを読み解くことで、どういうプログラムなのか分かります。
次に、Write Contractを押してください。
polygonscan上でOpenSeaの共用コントラクトを操作するために、まずは、PolygonScanとWalletを接続します。
Connect to Web3を押すと、Walletとの接続を開始することが出来ます。
接続が出来ると、赤から緑に変わり、接続したアドレスが表示されます。
PolygonScan上でNFTをTransferしてみましょう!
では、実際にNFTをTransferしてみましょう!
下の方にスクロールしていくと、13番目の項目に「safeTransferFrom」という項目があります。
次のように入力してください。
- from:自分のアドレス
- to:送りたい相手のアドレス
- id:TokenID(これについては、次に説明します)
- amout:送りたい枚数
- data:0x0
TokenIDについては、OpenSeaのNFTの画面から取得することが出来ます。
送付したいNFTに戻り、Detailsをクリックしてください。
Token IDの数字をクリックすると、自動的にクリップボードにコピーされます。
必要事項が入力出来たら、Writeを押しましょう!
すると、入力内容に問題がなければ、メタマスクが立ち上がります。
自分が保有していないNFTをTransferしようとしたり、数量がおかしかったりするとエラーが発生します。
事前に失敗することがわかるので、ある意味安心ですね。
問題なく処理が実行されると、「View your transaction」というボタンが表示されます。
「View your transaction」をクリックすると、transactionの詳細が見れます。
OpenSeaの共用コントラクトを用いて、NFTがTranfer出来たことが確認できるかと思います。
OpenSea上でも確認していきましょう!
OpenSeaのNFTの画面に戻っていただき、下の方にスクロールしてもらうと、このNFTの取引履歴が見れるかと思います。
そこに今回Transferした取引履歴が表示されていると思います。
※OpenSea側の反映までに時間がかかることが多々あります。私の経験上、最長5分ぐらい反映されないことがありました。
いかがだったでしょうか。
最初は取っつきにくいかもしれませんが、慣れてくるとOpenSeaで操作するよりも遥かに操作しやすいです。
特に、多くの人にプレゼントするときは、凄く時間短縮になります。
OpenSeaで不具合が発生していたり、Giveawayイベントの際には是非この方法を試してみてくださいね!
おまけ
OpenSeaのEtherネットワークの共用コントラクトのNFTについては、今は同じ操作が出来ません。
実際にOpenSeaのNFTのページを開けていただき、Contract Addressと書かれている部分の青文字部分をクリックしてください。
すると、OpenSeaの共用コントラクトに関して、Etherscan上で開くことが出来ます。
Contractを押してもらうと分かるのですが、共用コントラクトの中身を確認することも操作することも出来ないようになっています。